今回は①反り腰猫背タイプに有効なストレッチ
腸腰筋のストレッチのご紹介です。
腸腰筋とは・・・大腰筋、小腰筋、腸骨筋の総称です。
股関節を前に曲げます。90度以降から働きます。
その他の働きとして、どんなに早く走ろうともゆっくり歩こうとも、骨盤に対して腰椎を垂直に保とうとします。
短縮すると骨盤、腰椎を前傾させます。大腿四頭筋と同じく反り腰の原因となります。
①右脚を立てて左の膝をついて左脚を後ろに伸ばします。
これは左の腸腰筋をのばしています。
終わったら、反対側を伸ばします。
②膝を着くのがつらい場合はこんな方法もあります。
③台を使ってやると楽です。
適当な高さで結構です。
参考)
反り腰猫背タイプの特徴
・骨盤は前傾
・背骨のS字が大きい
・下腹がぽっこり出やす
い
・反り腰で猫背
・巻き肩が多い
・頭を突き出してPCをする
・肩こり、腰痛、頭痛が多い
・仰向けで枕なしだと顎が
上がる
・仰向けで寝ると腰が痛い
などがあります。
反り腰猫背タイプの方の特徴をもう少し詳しく見ていきます。
まず、縮んでいる筋肉は
・腰の筋肉
・腸腰筋
・太ももの前の筋肉
・胸の筋肉
・首の後ろの筋肉
反対に伸ばされている筋肉は
・太ももの後ろの筋肉
・お腹の筋肉
・背中の上部の筋肉
・首骨の前の筋肉
※ここで言う、縮んでいる、伸ばされている、はあくまでも長さのことです。
基本は、縮んでいる筋肉をストレッチして、伸ばされている筋肉を強化するのですが、
これも全てが当てはまるわけではありません。