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骨盤後傾タイプのおすすめのストレッチ①ハムストリングス

ストレッチ

姿勢のパターンを大きく2つに分けた場合、骨盤前傾タイプと後傾タイプが あります。後傾タイプの短縮しがちな筋肉のストレッチを少しずつご紹介致します。  今回はハムストリングスのストレッチです。ハムストリングス(以下ハム)とは・・・大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称です。股関節の伸展(脚を後に伸ばす)と膝関節を曲げる働きがあります。坐骨から始まり膝の下に着きます。よく聞く坐骨神経に支配されています。     これが硬くなると、骨盤が下と後に引っ張られて後に傾きます。坐骨神経も圧迫されます。    ①右膝を立てて左脚を伸ばし、右手でつま先をつかむ様にして上半身を前に倒します。※左のハムを伸ばしています。  つま先をつかめなくても構いません。            ②反対側も同様に行います。    このようなやり方もあります。 両脚をそろえると腰への負担が大きくなります。腰の痛い方はやめましょう。   [embed]https://youtu.be/KnFRCBfEqUY[/embed]続きを読む

①反り腰猫背タイプに有効なストレッチ ①大腿四頭筋

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ご自身の姿勢のタイプはわかりましたでしょうか?今回は①反り腰猫背タイプに有効なストレッチのご紹介です。 反り腰猫背タイプの特徴をおさらいします。・骨盤は前傾・背骨のS字が大きい・下腹がぽっこり出やす い・反り腰で猫背・巻き肩が多い・頭を突き出してPCをする・肩こり、腰痛、頭痛が多い・仰向けで枕なしだと顎が 上がる・仰向けで寝ると腰が痛いなどがあります。 反り腰猫背タイプの方の特徴をもう少し詳しく見ていきます。まず、縮んでいる筋肉は ・腰の筋肉 ・腸腰筋 ・太ももの前の筋肉 ・胸の筋肉 ・首の後ろの筋肉 反対に伸ばされている筋肉は ・太ももの後ろの筋肉 ・お腹の筋肉 ・背中の上部の筋肉 ・首骨の前の筋肉 ここで言う、縮んでいる、伸ばされている、はあくまでも長さのことです。基本は、縮んでいる筋肉をストレッチして、伸ばされている筋肉を強化するのですが、これも全てが当てはまるわけではありません。 これをやっていれば間違いないというものだけご紹介しますね。 短縮している主な筋肉は大腿四頭筋と腸腰筋です。大腿四頭筋とは・・・大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋の四つの筋肉の総称です。股関節を前に曲げることと、膝関節を伸ばす働きをします。 姿勢を保持するのに重要な筋肉です。硬くなると骨盤を前傾させます。まっすぐ立つためには腰が反りすぎることとなり、腰に負担がかかります。   ①片脚づつ行います。 まずは左脚だけ膝を曲げます。      身体を少し後ろに倒して左の       大腿四頭筋を伸ばします。   ②余裕のある方はさらに後ろに倒します。終わったら右も同様にストレッチします。    [embed]https://youtu.be/KsCobFvXxEE[/embed]続きを読む

姿勢の分類⑤前のめりタイプについて

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ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。  ⑤前のめりタイプ 前のめりタイプの特徴 ・骨盤は前傾でも後傾でも ない・猫背である・首が前に出ている・重心が前になるため 足が疲れる  判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、まだまだ余裕のある人は、骨盤が前傾していると判断します。手のひらを入れて、腰と壁に隙間が無い人は、骨盤が後傾していると判断します。 ここで腰と壁に手のひらがギリギリ入る隙間があるようであれば、骨盤は前傾でも後傾でもありません。 ただ、頭を壁から離したほうが楽な場合、⑤前のめりタイプです。 [embed]https://youtu.be/AV4j5dVoN0g[/embed]続きを読む

姿勢の分類④スウェイバックについて

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ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。 ④スウェイバックタイプの確認です。 ④スウェイバックタイプの特徴 ・骨盤は後傾・猫背は代償性であること が多い・歩行時に足の指が 使えていない人が多い・もたれかかることが 多い・イスに浅く座る・下半身の筋力が低い または疲れやすい   判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。   手のひらを入れて、腰と壁に隙間が無い人は、骨盤が後傾していると判断します。ての平が全く入らない人もいます。 この時、お尻を壁から離したほうが楽であったり、かかとを壁から離すと楽、このような人は、スウェイバックタイプと判断します。  [embed]https://youtu.be/pzGHW1ciI5Y[/embed] 続きを読む

姿勢の分類③腰猫背タイプについて

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ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。③腰猫背タイプの確認です。 ③腰猫背タイプの特徴       ・骨盤は後傾・骨盤を立てにくい・ヘルニアや神経症状 が出やすい・下半身の筋力が低い または疲れやすい・膝が曲がり気味・イスに浅く座る 判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、腰と壁に隙間が無い人は、骨盤が後傾していると判断します。手の平が全く入らない人もいます。 そしてこの時、頭を壁につけているのが楽な人と、楽でない人がいますが、骨盤が後傾しているかどうかで判断します。   [embed]https://youtu.be/6WY5ZAkboNM[/embed]  続きを読む

姿勢の分類②首猫背タイプについて

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ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。 ②首猫背タイプの確認です。②首猫背タイプの特徴      ・骨盤は前傾・猫背ではないが 首がストレートネック・目線が低く、 首を上に向けにくい・女性に多い・枕が高め・顔を上に向けにくい・うつむきの作業が多い・内股の人が多い・巻き型の人が多い・背中もストレート 判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、まだまだ余裕のある人は、骨盤が前傾していると判断します。拳が入ったりするほどガバガバの人もいます。ここまでは反り腰猫背タイプと同じです。 そしてこの時、頭を壁につけているのが楽な人。腰は反り腰で、後頭部は壁に付けた方が楽な人は、「首猫背タイプ」です。 [embed]https://youtu.be/kVhilZ1_WOM[/embed]続きを読む

姿勢の分類①反り腰猫背タイプについて

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ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。   判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、まだまだ余裕のある人は、骨盤が前傾していると判断します。拳が入ったりするほどガバガバの人もいます。そしてこの時、頭を壁につけているのがきついとか、壁から離したほうが楽だと言う人は、「反り腰猫背タイプ」です。[embed]https://youtu.be/x5cZbGXkzGM[/embed] 反り腰猫背タイプの特徴です。・骨盤は前傾・背骨のS字が大きい・下腹がぽっこり出やす い・反り腰で猫背・巻き肩が多い・頭を突き出してPCをする・肩こり、腰痛、頭痛が多い・仰向けで枕なしだと顎が 上がる・仰向けで寝ると腰が痛い以上です。  続きを読む

姿勢の分類について

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小田たつや整骨院では姿勢のタイプを5つに分類しています。①反り腰猫背タイプ②首猫背タイプ③腰猫背タイプ④スウェイバックタイプ⑤前のめりタイプ これらのタイプにより、やるべきストレッチもエクササイズも優先順位が変わってきますので、ご自身のタイプを知る上で、参考にされてくださいね。 それぞれを簡単に説明します。①反り腰猫背タイプ・骨盤は前傾・背骨のS字が大きい・下腹がぽっこり出やす い・反り腰で猫背・巻き肩が多い・頭を突き出してPCをする・肩こり、腰痛、頭痛が多い・仰向けで枕なしだと顎が 上がる・仰向けで寝ると腰が痛い ②首猫背タイプ      ・骨盤は前傾・猫背ではないが 首がストレートネック・目線が低く、 首を上に向けにくい・女性に多い・枕が高め・顔を上に向けにくい・うつむきの作業が多い・内股の人が多い・巻き型の人が多い・背中もストレート ③腰猫背タイプ       ・骨盤は後傾・骨盤を立てにくい・ヘルニアや神経症状 が出やすい・下半身の筋力が低い または疲れやすい・膝が曲がり気味・イスに浅く座る ④スウェイバックタイプ   ・骨盤は後傾・猫背は代償性であること が多い・歩行時に足の指が 使えていない人が多い・もたれかかることが 多い・イスに浅く座る・下半身の筋力が低い または疲れやすい⑤前のめりタイプ      ・骨盤は前傾でも後傾でも ない・猫背である・首が前に出ている・重心が前になるため 足が疲れる 以上です。ご自身がどのタイプか判別出来ましたか?   続きを読む

どうして身体は歪むのか?

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人類の約90%は右利きです。利き手は、日常生活や、職業、スポーツ動作、使う道具などで、機能が偏っていきます。機能の偏りが進むと、得意な方向の筋肉が発達する為、強く発達した筋肉に引っぱられて、脊柱や四肢関節は歪んでしまいます。※小さい時は左利きだったけど、今は、両利きという場合は、強い力を出す時や、使う頻度の多い側が利き手になります。 歪むとどうなるのか? 関節には、肩、股関節、膝など部位ごとの機能に応じた可動域が備わっています。常に良好な状態であればよいのですが、理想の状態を維持する事は困難です。なぜなら関節は、長時間の同じ姿勢や強度のある運動などで筋収縮が起きると、滑液の循環不良で、滑りが悪くなり、硬く「引っかかる」事があるからです。スポーツ活動をしている人は、関節可動域を最大に使うことがあるかもしれませんが、運動をしない人は、関節可動域を最大に使う頻度が少ないので、身体が硬くなっても、歳のせいや運動不足のせいだと片付けてしまいます。しかし、これは、本来の状態ではなく、関節に負担をかけている状態です。この負担は、毎日の生活動作で蓄積されます。そして関節周囲の筋肉や靱帯にも影響を及ぼします。 特に、「脊柱側湾症の方」や「妊娠中で靱帯が緩んでいる方」だと、歪みが増して、痛みなどの症状は強く現れる事があります。 歪みと姿勢パソコン作業やデスクワークをしていると、いつの間にか、楽な姿勢をとろうとして、背中を丸めてしまいます。こういった、楽な姿勢をとり続けていると、筋力低下を招きます。   逆に、正しい姿勢を保つには、適度な筋力が必要です。不良姿勢では硬い筋肉と、反対の筋肉に筋力低下が起きるので、施術での矯正の効果が持続しない為、筋トレやストレッチを併用しなければなりません。   身体の歪みは、直立姿勢で見る事が多いですが、真直ぐ伸びた綺麗な姿勢が、必ずしも良いとは限りません。スポーツ選手のように激しい運動を続けていれば、当然のことながら、筋力の左右差が生じます。適度な左右差はスムーズな動きに繋がり、競技力を高めます。しかし、筋力左右差が大きくなり過ぎると、強い筋肉が弱い筋肉を引いた状態になり、弾力をなくして傷める原因となります。必然的に、骨格の歪みも強く出るため、運動能力の低下や、痛みなどが現れます。 また、先天的な背骨の変形や、後天的な事故等の影響で変形しているケースの場合は、バランスを保持する為に歪む事があります。その場合、真直ぐにすれば、バランスを保てなくなり、逆効果になることがあります。この場合は、痛みや違和感を緩和するために、動きやすさに繋がる調整が必要です。 続きを読む

なぜ小田たつや整骨院では肩こりにマッサージをしないのか

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人間の身体は、筋肉同士が仲良くバランスをとっているのが理想です。しかし、日常生活の習慣、例えば、長時間のデスクワークや長時間の運転、特定の作業姿勢、特定の運動、長時間のスマホなどにより、偏りが生じてしまいます。例えば長時間のスマホにより、頭が前に行く姿勢が癖づくと、胸の筋肉や首の前の筋肉は縮んで固くなり、首の後ろの筋肉は引っ張られて伸ばされてしまいます。 伸ばされている側のくびの後ろの筋肉や、肩の筋肉は、伸ばされた上に、重い頭を支えなくてはならなくなり、ダメージを受けます。筋肉は伸ばされている側の方がダメージを受けやすいのです、 そういう状態なのに、首の後ろや肩や背中をガッツリ揉んだり、ストレッチしたりして、状態を悪化させるのです。 揉んでいる間は気持ち良いのですが、家に帰ったらすぐに元に戻ってしまうのは、伸ばされている側を更に傷めつけているからなのです。[embed]https://www.youtube.com/watch?v=FDdlcuF4iN4[/embed][embed]https://www.youtube.com/watch?v=Yu6EuhAucVk[/embed]もみほぐさなくてどうやって治すの?と思われる方も多いと思いますので、簡単にご説明させていただきます。整体、骨格調整というのは根本改善を目的とした療法です。体調不良の原因である、悪い姿勢や関節の機能異常を改善して不調になりにくい身体を作ることが目的になります。  皆さんお忙しいので、一回の施術で良くなりたいと思います。しかし、何年間悪い姿勢だったかを考えてみてください。私は、魔法使いではないので、一回では治せません。改善にかかる期間は、悪い姿勢で過ごした期間に比例します。不調の根本原因を改善させるためには時間を要するということをご理解ください。 続きを読む