姿勢の分類②首猫背タイプについて

姿勢改善

ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。 ②首猫背タイプの確認です。②首猫背タイプの特徴      ・骨盤は前傾・猫背ではないが 首がストレートネック・目線が低く、 首を上に向けにくい・女性に多い・枕が高め・顔を上に向けにくい・うつむきの作業が多い・内股の人が多い・巻き型の人が多い・背中もストレート 判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、まだまだ余裕のある人は、骨盤が前傾していると判断します。拳が入ったりするほどガバガバの人もいます。ここまでは反り腰猫背タイプと同じです。 そしてこの時、頭を壁につけているのが楽な人。腰は反り腰で、後頭部は壁に付けた方が楽な人は、「首猫背タイプ」です。 [embed]https://youtu.be/kVhilZ1_WOM[/embed]続きを読む

姿勢の分類①反り腰猫背タイプについて

姿勢改善

ご自分の姿勢のタイプを知ることで、日常の行うべきストレッチなどが変わってきますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。   判別の仕方をご紹介します。 まず、壁に、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を付けます。 腰と壁の間に手のひらを入れます。自分でやると、それだけで腰が反ってしまいますので、できれば他の人にやってもらってください。 手のひらを入れて、まだまだ余裕のある人は、骨盤が前傾していると判断します。拳が入ったりするほどガバガバの人もいます。そしてこの時、頭を壁につけているのがきついとか、壁から離したほうが楽だと言う人は、「反り腰猫背タイプ」です。[embed]https://youtu.be/x5cZbGXkzGM[/embed] 反り腰猫背タイプの特徴です。・骨盤は前傾・背骨のS字が大きい・下腹がぽっこり出やす い・反り腰で猫背・巻き肩が多い・頭を突き出してPCをする・肩こり、腰痛、頭痛が多い・仰向けで枕なしだと顎が 上がる・仰向けで寝ると腰が痛い以上です。  続きを読む

姿勢の分類について

姿勢改善

小田たつや整骨院では姿勢のタイプを5つに分類しています。①反り腰猫背タイプ②首猫背タイプ③腰猫背タイプ④スウェイバックタイプ⑤前のめりタイプ これらのタイプにより、やるべきストレッチもエクササイズも優先順位が変わってきますので、ご自身のタイプを知る上で、参考にされてくださいね。 それぞれを簡単に説明します。①反り腰猫背タイプ・骨盤は前傾・背骨のS字が大きい・下腹がぽっこり出やす い・反り腰で猫背・巻き肩が多い・頭を突き出してPCをする・肩こり、腰痛、頭痛が多い・仰向けで枕なしだと顎が 上がる・仰向けで寝ると腰が痛い ②首猫背タイプ      ・骨盤は前傾・猫背ではないが 首がストレートネック・目線が低く、 首を上に向けにくい・女性に多い・枕が高め・顔を上に向けにくい・うつむきの作業が多い・内股の人が多い・巻き型の人が多い・背中もストレート ③腰猫背タイプ       ・骨盤は後傾・骨盤を立てにくい・ヘルニアや神経症状 が出やすい・下半身の筋力が低い または疲れやすい・膝が曲がり気味・イスに浅く座る ④スウェイバックタイプ   ・骨盤は後傾・猫背は代償性であること が多い・歩行時に足の指が 使えていない人が多い・もたれかかることが 多い・イスに浅く座る・下半身の筋力が低い または疲れやすい⑤前のめりタイプ      ・骨盤は前傾でも後傾でも ない・猫背である・首が前に出ている・重心が前になるため 足が疲れる 以上です。ご自身がどのタイプか判別出来ましたか?   続きを読む

慢性腰痛の原因

身体の痛み

あなたはこのような腰の痛みでお悩みではないですか?  朝起きたら腰が痛い 仕事をすると痛くなる 日中は楽だが、夕方になると痛くなる 安静にしていると楽だが、運動すると痛くなる 立っていると痛くなる 座っていると痛くなる ギックリ腰を繰り返す しょっちゅう痛くなるのでコルセットが手放せない 病院の検査では骨には以上が無いと言われたけど痛い マッサージをすると楽になるが、すぐに痛くなる 骨盤矯正を受けても痛みが取れない 腹筋や背筋を鍛えても腰が痛い 体幹トレーニングをしてるのに腰が痛い そもそも慢性腰痛の原因は何でしょうか?                                 特異的腰痛とは、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、感染症脊柱炎、がんの脊柱転移、内蔵疾患等です。非特異的腰痛は、原因が特定しきれない腰痛です。実は器質的病変のある腰痛(特異的腰痛)は15%しかないそうです。85%は病院の検査では異常がないと言われる腰痛です。  じゃあ85%の人は何が原因なの?アメリカの整形外科医メンネル氏は、痛みで訪れる患者のうち、最も多い原因は関節機能障害と言われています。関節機能障害は病名ではありません。何かしらの原因で関節に引っかかりが起こり、自由な動きが妨げられて、痛みや違和感を発症する事です。どんなに丁寧にもみほぐしても、あるいは単に骨盤や背骨を真っ直ぐに矯正しても、腰や背中、首の痛みが改善しないのには明確な理由があるのです。 . 様々な実験結果で、免震構造を備えたマンションが地震に強いことはご存知の方は多いと思います。人間の身体に置き換えると、全身には,206個の骨からなる200の関節があります。腰や関節の痛みと無縁な体には、それぞれの関節に8方向に1ミリずれて戻る、免震構造のような機能があるのです。続きを読む

どうして身体は歪むのか?

姿勢改善

人類の約90%は右利きです。利き手は、日常生活や、職業、スポーツ動作、使う道具などで、機能が偏っていきます。機能の偏りが進むと、得意な方向の筋肉が発達する為、強く発達した筋肉に引っぱられて、脊柱や四肢関節は歪んでしまいます。※小さい時は左利きだったけど、今は、両利きという場合は、強い力を出す時や、使う頻度の多い側が利き手になります。 歪むとどうなるのか? 関節には、肩、股関節、膝など部位ごとの機能に応じた可動域が備わっています。常に良好な状態であればよいのですが、理想の状態を維持する事は困難です。なぜなら関節は、長時間の同じ姿勢や強度のある運動などで筋収縮が起きると、滑液の循環不良で、滑りが悪くなり、硬く「引っかかる」事があるからです。スポーツ活動をしている人は、関節可動域を最大に使うことがあるかもしれませんが、運動をしない人は、関節可動域を最大に使う頻度が少ないので、身体が硬くなっても、歳のせいや運動不足のせいだと片付けてしまいます。しかし、これは、本来の状態ではなく、関節に負担をかけている状態です。この負担は、毎日の生活動作で蓄積されます。そして関節周囲の筋肉や靱帯にも影響を及ぼします。 特に、「脊柱側湾症の方」や「妊娠中で靱帯が緩んでいる方」だと、歪みが増して、痛みなどの症状は強く現れる事があります。 歪みと姿勢パソコン作業やデスクワークをしていると、いつの間にか、楽な姿勢をとろうとして、背中を丸めてしまいます。こういった、楽な姿勢をとり続けていると、筋力低下を招きます。   逆に、正しい姿勢を保つには、適度な筋力が必要です。不良姿勢では硬い筋肉と、反対の筋肉に筋力低下が起きるので、施術での矯正の効果が持続しない為、筋トレやストレッチを併用しなければなりません。   身体の歪みは、直立姿勢で見る事が多いですが、真直ぐ伸びた綺麗な姿勢が、必ずしも良いとは限りません。スポーツ選手のように激しい運動を続けていれば、当然のことながら、筋力の左右差が生じます。適度な左右差はスムーズな動きに繋がり、競技力を高めます。しかし、筋力左右差が大きくなり過ぎると、強い筋肉が弱い筋肉を引いた状態になり、弾力をなくして傷める原因となります。必然的に、骨格の歪みも強く出るため、運動能力の低下や、痛みなどが現れます。 また、先天的な背骨の変形や、後天的な事故等の影響で変形しているケースの場合は、バランスを保持する為に歪む事があります。その場合、真直ぐにすれば、バランスを保てなくなり、逆効果になることがあります。この場合は、痛みや違和感を緩和するために、動きやすさに繋がる調整が必要です。 続きを読む

なぜ小田たつや整骨院では肩こりにマッサージをしないのか

姿勢改善

人間の身体は、筋肉同士が仲良くバランスをとっているのが理想です。しかし、日常生活の習慣、例えば、長時間のデスクワークや長時間の運転、特定の作業姿勢、特定の運動、長時間のスマホなどにより、偏りが生じてしまいます。例えば長時間のスマホにより、頭が前に行く姿勢が癖づくと、胸の筋肉や首の前の筋肉は縮んで固くなり、首の後ろの筋肉は引っ張られて伸ばされてしまいます。 伸ばされている側のくびの後ろの筋肉や、肩の筋肉は、伸ばされた上に、重い頭を支えなくてはならなくなり、ダメージを受けます。筋肉は伸ばされている側の方がダメージを受けやすいのです、 そういう状態なのに、首の後ろや肩や背中をガッツリ揉んだり、ストレッチしたりして、状態を悪化させるのです。 揉んでいる間は気持ち良いのですが、家に帰ったらすぐに元に戻ってしまうのは、伸ばされている側を更に傷めつけているからなのです。[embed]https://www.youtube.com/watch?v=FDdlcuF4iN4[/embed][embed]https://www.youtube.com/watch?v=Yu6EuhAucVk[/embed]もみほぐさなくてどうやって治すの?と思われる方も多いと思いますので、簡単にご説明させていただきます。整体、骨格調整というのは根本改善を目的とした療法です。体調不良の原因である、悪い姿勢や関節の機能異常を改善して不調になりにくい身体を作ることが目的になります。  皆さんお忙しいので、一回の施術で良くなりたいと思います。しかし、何年間悪い姿勢だったかを考えてみてください。私は、魔法使いではないので、一回では治せません。改善にかかる期間は、悪い姿勢で過ごした期間に比例します。不調の根本原因を改善させるためには時間を要するということをご理解ください。 続きを読む

インナーマッスルについて3

筋トレ

インナーマッスルトレーニングという言葉が流行となっています。 中には勘違いして、「インナーマッスルこそが鍛えるべき筋肉」で、「アウターマッスルは鍛える必要がない」と思っている方もいます。 どちらかというと、男性よりも女性の間で噂になっているような気がします。 「インナーマッスルトレーニングは太くならずに細くなるけど、アウターマッスルは筋肉がついて太くなる」などという情報が、本当のことかのようにメディアで紹介されていたりします。 そんなことあるわけありません。そもそもインナーマッスルは体を安定させるために働きます。もっと狭義にいうと、関節を安定させます。骨折を防ぐために、脱臼させるために靭帯の代わりに筋肉になっています。筋肉といいながら、属性は靭帯です。 ボリュームの小さな筋肉です。 小さな筋肉を鍛えて痩せるなんてことはありません。 また、アウターマッスルを鍛えると筋肉が太くなってゴツくなるという女性が多くいらっしゃるのですが、女性は男性と違い、筋肉を太くするには、かなりの努力が必要です。心配しなくても大丈夫です。 メリハリのあるボディになるためには、アウターマッスルのトレーニングが必要です。 インナーマッスルだけを鍛えても体型は変わらないトレーニングの常識ではインナーマッスルだけを鍛えるということはできません。 アウターマッスルを鍛えることで、同時にインナーマッスルを鍛えることになります。 インナーマッスルだけを鍛える必要なんて無いし、インナーマッスルだけを鍛えることも出来ません。 フィットネス先進国のアメリカでは、80年台半ばから90年台初頭にかけて、インナーマッスルを鍛えれば、怪我が少なくなるのではないかという研究がなされて、マッチョな人たちが、1キロとか2キロの軽いダンベルを使って、インナーマッスルトレーニングをすることが流行ったのですが、それから20~30年経った今、インナーマッスルを鍛えている人はほとんどいません。 なぜなら、インナーマッスルのトレーニングをしても怪我の予防にもならないし、体型も変わらないからです。 アウターマッスルを鍛えればインナーマッスルも同時に鍛えられ、体型も理想に近づきます。   続きを読む

インナーマッスルと体幹の違いについて

筋トレ

インナーマッスルと体幹をごっちゃにしている方がたくさんいます。 インナーマッスルは体の深層にある筋肉のことですが、体幹は言葉の通り幹の部分、すなわち胴体の部分のことです。 例えるなら、上肢や下肢、頭は幹からでた枝です。 ですから、「体幹を鍛える」ということは「胴体の部分を鍛える」ということなのです。 これはインナーマッスルもアウターマッスルも関係ありません。胴体を鍛えるという意味です。体幹を鍛えることと、インナーマッスルのみを鍛えるというのは同じではありません。  胴体に負荷がかかる、腹筋運動は体幹トレーニングになります。腕立て伏せの格好も、胴体に負荷がかかるので、体幹トレーニングです。 体幹トレーニングは特別なトレーニングだと勘違いしている人がかなり多いので、覚えておきましょう。 インナーマッスルは体の深層の筋肉です。体幹とは胴体のことです。 腹直筋を鍛える運動をしているのに、インナーマッスルを鍛えているというのは変です。腹直筋はアウターマッスルです。 腹筋を割りたいと言いながら、インナーマッスルというのは変です。  脊柱起立筋を鍛えているのに、インナーマッスルを鍛えているというのも変です。脊柱起立筋は浅層と深層があります。 腹筋運動、背筋運動ともに、浅層も深層も鍛えています。 それと、もう一つ。体幹トレーニングをしたらウエストが細くなると思って頑張っている方がいらっしゃいますが、体幹(胴体)の筋肉が太くなると、ウエストはどうなるでしょうか?   続きを読む

姿勢を正すために自分でやれることその1

姿勢改善

姿勢の矯正をするために、自分でやれることはありませんか?と聞かれて答えること。まずは、まっすぐ立つ練習をしてください。 矯正で治った姿勢を保つためには、まずはまっすぐ立つ練習をしてください。正しい姿勢でまっすぐに立つのは結構難しいですよ。今までまっすぐに立てていないわけですから、最初はまっすぐ立つと違和感があるのが普通です。自分ではまっすぐ立っていないと感じるかもしれません。 骨盤の角度、位置、足の裏の体重のかけ方、頭の位置、全身を正しくしてまっすぐに立てるのです。今までの感覚は間違った感覚なので、ちゃんと鏡を見てチェックしてくださいね! ポイントは以下のとおりです。重心が真ん中を通った左右均等な立ち方膝をピンと伸ばさず、少し余裕を持って曲げる全身の力を抜き、リラックスして立つ背中ではなく、お腹に力が入れて立つ前傾でも後傾でもなく真ん中に重心を置いて立つ 簡単に言うと、足首の上に膝が乗って、その上に股関節が乗って、その上に肩が乗って、その上に頭が乗るということです。 あと、意外に思われる方も多いのですが、足の裏を意識して立つことです。足裏全体に体重をかけることで重力を分散出来ます。足裏全体と言っても、土踏まずは浮いていて結構です。正確に言うと、足裏3点に対して均等に重心をのせてください。足裏3点とは、かかと、親指の付け根、小指の付け根の3点です。 難しいのであれば、足裏3点のうち親指の付け根と、かかとの2点に対して体重をのせるイメージをしてみてください。小指の付け根には、体重を乗せるというより、支えるという感覚で立つと簡単かもしれません。 それと大事なことですが、足の指がちゃんと動く状態でなければ、姿勢を維持することが出来ません。これについては後ほど!   続きを読む

身体はまっすぐになるのか

姿勢改善

背骨(以下脊椎)が完全にまっすぐになることはありません。 まっすぐな人間はいません。  右利きの人は左足を軸足として動作を行っています。野球のバッティングやゴルフのスイングを思い浮かべればお解りだと思います。よって左足加重の傾向が強いのです。左足加重になると、それなりの歪みかたとなります。よく、「右足が短い」といわれるアレです。私の経験上、右利きの99パーセントの方が同じ歪み方となります。関節を支える筋肉のクセです。 多少、右足が短いと言われようと、骨盤が歪んでいると言われようと、まだ痛みが出ているとは限りません。 微妙に歪んでいるのが正常です。もし、完全にまっすぐであればスムーズな動きはできません。  問題となるのは歪みが大きくなり、動き(以下関節の遊び)がなくなることです。    関節の遊びとは何でしょうか。手首の関節を例にしてご説明します。一方の手首を自分で掌側に限界まで曲げた状態で、もう一方の手の人差し指で曲げた方の手の甲を軽くつついて見てください。わずかに動きます。これが関節の遊びです。  この関節の遊びをつける(取り戻す)ことが関節の矯正なのです。関節の遊びをつけることにより、骨が勝手に元の位置に戻ります。 脊椎の関節の遊びがなくなると、その上下の関節に動きが付きすぎて負担がかかり、その周囲の筋肉が支えようとして硬くなり、痛みの原因となります。  ※関節の動きは、屈曲、伸展、左右の側屈、左右の回旋の6方向あります。 もちろん関節の遊びも6方向になくてはなりません。  脊椎の関節がある方向に遊びがない場合、反対方向に「ズレている」と表現されることがあります。 この言葉が誤解を与えているのだと思います。脱臼の場合を除いて関節が外れることはありません。骨の位置を決める筋肉や関節の皮膜が硬くなっているのです。 続きを読む